ご挨拶

「幸呼来いわて」
～不来方のまちに集いしＹＥＧＨａｐｐｙ東北４５の心～

2016.4.1

本州一の広大な面積の岩手県は、三陸海岸や八幡平の国定公園などの豊かな自然に恵まれ、四季折々の美しい風景を感じることができます。

また、新渡戸稲造、石川啄木、宮沢賢治など数多くの著名人を輩出してきた文化の薫りが漂う風土、世界遺産に登録された平泉、釜石があり、豊かな食文化、伝統行事や伝統工芸、すべてが岩手県の魅力で、何度足を運んでいただいても新しい発見をしていただけるところです。

その県庁所在地である盛岡市は人口約３０万人の中核都市で、岩手山や姫神山などの山並を眺望でき、市街地を流れる北上川や中津川とともに、清らかな涌水に恵まれ「杜と水の都」とも呼ばれています。

交通面では、東北新幹線や東北縦貫自動車道により首都圏や東北各地への交通の利便性が高い「北東北」の玄関口を担い、食においてはおもてなしの心から生まれた「わんこそば」そして、「冷麺」、「じゃじゃ麺」の３大麺を始めとする、盛岡独特かつ伝統的な食文化を形成しております。

さて、その中で行われる第35回東北ブロック大会いわて盛岡大会のスローガンは「幸呼来いわて」。

幸呼来（さっこら）とは「幸せは呼ぶと来るんだよ」という意味です。

２０１１年３月１１日に未曾有の被害をもたらした東日本大震災津波から５年が経過しました。

その間、全国各地の皆様からの多大なるご支援を賜り、われわれは「絆」という力を得て、復旧、復興に向け力強く歩んで参りました。

復興に懸命に取り組んでいる東北に幸せがくるように、そして、ＹＥＧメンバーに関わる全ての皆様が幸せになれるようにという思いを込めたスローガンです。

私たち東北ブロックＹＥＧは今後の地域振興の在り方を考え、自らのビジネスと行動力によって、東北創生を推進していかなければなりません。地域を支える青年経済人として、それぞれの地域の特徴を活かし、地域経済発展の原動力となりましょう。そして次世代に対して明確なビジョンを掲げ、私たち東北ブロックＹＥＧが果たすべき役割を共有して、伝えていきましょう。

最後になりますが、東北ブロックＹＥＧ４５単会の心を一つに連帯し、それぞれの地域が幸せになれるように、そして地域を愛し、未来に夢が持てるよう、ご参加いただく全てのメンバーが笑顔で将来を語り合える大会を目指し、岩手県連の皆様をはじめ、東北ブロック・日本ＹＥＧの皆様にもお力添えをいただきながら、盛岡ＹＥＧは一丸となって取組みます。食、文化、人、魅力ある「いわて、盛岡」で９月お待ちしております。

皆様に幸せが来るよう、岩手らしい、盛岡ならではのおもてなしでお迎えさせていただきます。

多くのメンバーの皆様のご登録を心よりお待ちしております。

（日本商工会議所青年部　第35回東北ブロック大会　いわて盛岡大会
大会会長　野坂　哲司）